平和な島があった。人々は平和に暮らしていた。
島の娘ビキは同じ島に暮らしている娘ウトサに出会う。ゴンダという長に治められたこの島は、
大自然の中で人々はどこまでもやさしかった。
一方、殿様の国は平和ではなく暴動を起こす寸前だった。人々の注意をそらそうと戦の計画が
練られる。目的地は鬼が島。
桃太郎は3人のお伴を連れて鬼が島へ.......。
果たして、本当の”鬼”はどこにいたのだろうか.......。
初演 1985年 6月21日 | |||||||
![]() |
![]() |
![]() |
![]() | ||||
![]() |
瀬川昌久(ミュージカル出版社編集長) このような日本的素材の創作ミュージカルを成功させる事は、東京の劇団でもむずかしい。作品の芸術性と娯楽性とが程良く調和した万人に楽しめる内容を作り出している―――。(東京前進座劇場公演を観て) | ![]() | |||||
![]() |
![]() |
||||||
| 悪意の桃太郎、善意の鬼たち 「鬼」と呼ばれる善意の島民と、悪意に満ちた「正義のヒーロー」を通して、為政者の欺まん、人間の心に潜む闇をあぶり出す。 井良純は「20年近く前の作品だが、政治や社会状況は、今の方が近いのでは。主題は重たいが、ファンタスティックな世界として描きたい」と話す。 <読売新聞・平成14年6月19日より> |
![]() | ||||||
![]() |
![]() | ||||||
![]() |
![]() |
阪田寛夫(作家) 劇的対立・ことば・動作・リズムの細部と深いところで連動して盛り上がり哀切なカタルシスに至る。(東京公演プログラムより) | |||||
![]() |
![]() |
![]() |
![]() | ||||
| 童話を裏から見た悲劇「鬼が島」 桃太郎で知られる童話を、退治させられる鬼の側から見て創作したユニークなミュージカル。心やさしい人たちが暮らしている平和な島を、平和ではない国の殿様が攻める。その総大将に選ばれたのが、桃太郎と命名された無名の女性で、三人のお供を連れて悪の限りを尽くし、戦利品を持ち帰るが...。 井が主宰する劇団の創立は昭和44年。「鬼が島」は昭和60年に阪急ファイブオレンジルーム(当時)で初演されて以来、再演を重ねている人気作品だ。 井は「日本のオリジナルミュージカルはまだまだ定着していませんが、私にとっては自信作です。本当の”鬼”は何処にいたのだろうか...という発想から、すべて童話と反対に創った悲劇なんですよ。今回はより野性味を強くした演出にしています。HEPホールは初演のオレンジルームと同じ場所なので、ひときわ思い出深いですね」と話していた。 <産経新聞・平成14年7月4日より> | |||||||
![]() |
![]() |
||||||
|
| |||||||
![]() |
![]() | ||||||
| |||||||
| |||||||